なぜ私たちは「フリーランスやノマド」を育てるのか

はじめまして。クオンカレッジの上山です。
フリーランスやノマドは「生き方」であり、その前に「実力」を身につける必要がある。
なのにフリーランスやノマドは「実力」をないがしろにして、生き方ばかり優先する人が多い。
実力をつけず、生き方ばかり優先する人に、仕事なんて頼みたいはずがない。
それが「中途半端」なフリーランスやノマドに対する世間的評価です。
残念ながら、それが日本のノマドやフリーランスに対する見方になりつつあります。
なぜこうなったか。
明確な理由があります。
これは、一時期、中途半端なフリーランスやノマド育成が流行ったせいです。
某インフルエンサーたちが、それでも良いと煽り続けたせいです。
その流行に乗って、お金目当てで、稼げないフリーランスたちが、フリーランス育成をはじめました。
スキルで稼げない人たちが、スキルを教えて稼ぐということをやりはじめたんです。
結果、初学者の作った根拠のないプログラムが普及してしまい、一気におかしくなりました。
その時期に、半端なフリーランスやノマドが量産されました。
結果、クライアント様が大きな迷惑をこうむり、フリーランスの評価が一気に下がったのです。
なんちゃってフリーランスは迷惑をかけるだけかけて、どんどんいなくなりました。
半端なフリーランスやノマドは誰にも求められない
おかしくなる前の、本来の正当なフリーランスやノマドへの評価はこうです。
フリーランスやノマドは、完全実力主義の中で生きていける優秀な人たちだ。
自分の生き方を実現できる人は、それだけ優秀で実力のある人たちだ。
だからこそ、大金を払ってでもフリーランスやノマドにお願いしたい。

前者の評判の多くは「日本の」フリーランスやノマドに向けた評価です。
それは年収にも顕著に現れています。
世界のフリーランスやノマドの平均年収は、1,000万円越え。
しかし、日本は300万円以下の人が続出。
フリーランスやノマドと言いながらリゾートバイトを転々としていたり。
アップワークで、いつ途切れるかもしれないそのひぐらしの仕事ばかりしていたり。
大した実績も生まれないので、長続きせず、実績として語れない年月だけ過ぎていくばかり。
ふと気がつけば、年齢だけ重ねて、大した仕事ができず、生活さえ大変な自分になっていく。
そして早めに会社員に戻り「あの日々は無駄じゃない」と自分に言い聞かせる人が増えていく。
稼いだのは「中途半端にフリーランスやノマドをそそのかした人」ばかり。
そんなフリーランスやノマド育成界隈は、早めに変わっていくべきです。


運営者ばかりが裕福になる世界は、これで終わりです。
「初心者向け」ばかり売るのは、彼らが中級者、上級者を育てられないからです。
お金を払ってくれる人より、自分たちの利益を優先するからです。
本来、ノマドやフリーランスになるために投資した人が幸せになるべきです。
誰も本気でそこを変えようとしないなら、私たちがやろう。
それが、私たちがフリーランスやノマドを育成する1つ目の理由です。
実力派フリーランスやノマドが増えるから、みんな豊かになる
そして2つめの理由が「世界の隅々にまで人を循環させる」ためです。
隅々とは、人がなかなか外部から訪れない「地方」を主に意味します。
色々な場所に住んでみたい、旅してみたい。
でも地方には仕事がないし安いから、なかなか踏み出せない。
そんな方は大勢いらっしゃいます。
一方で、地方で最低賃金ギリギリの報酬で生活している方もいらっしゃるでしょう。
地元が好きで、将来的には地元で生活したい。
家族と一緒に、地元でゆっくり生活したい。
子供達を地方の環境でのびのび育てたい。
でも、仕事がないから生活的に厳しく、収入的に夢もない。
もしフリーランスやノマドになって都市部からも仕事がとれたら。
今の低賃金から脱出して、収入と時間の自由ができるのに。
そう考える人も大勢いらっしゃるでしょう。


さらに、地域課題を感じている方も大勢いらっしゃるでしょう。
うちの地域には、素晴らしい魅力がたくさんある。
でもPRしきれていないし、何より長期で来てくれる人がいない。
来てもらっても仕事もないから、移住しても大変かもしれない。
結果的に、何の手も打てず、どんどん人が減っていく。
この状況をなんとかして地元や地域を盛り上げたい。
もし自由に動けるフリーランスやノマドが増えたら?
人があまり訪れない地方にも人が訪れ、長期滞在するかもしれません。
中には自分に合った場所を見つけ、移住する人も現れるかもしれません。
仕事の自由は、移動、滞在、住まい、環境、挑戦の自由です。

フリーランスやノマドを育て、世界の隅々まで循環させる仕組みをつくる。
それで救われる地域はたくさんあるでしょう。
都市部やメジャーな観光地だけじゃなく、世界の隅々まで人を循環させる。
その結果、地方も発展し、仕事が増え、経済が豊かになる。
現にデジタルノマドビザを発給して大成功を収めている国がたくさんあるように。
だから、フリーランスやノマドを育てる意義があるのです。
地域経済を回せるフリーランスやノマドが求められている
しかしそのためには、中途半端なフリーランスやノマドを育てても意味がありません。
アップワークやリゾートバイトで暮らすフリーランスやノマドはお金がないからです。
お金がないので、地域にお金を落とせず、いつも安い体験ばかり探して放浪します。
中にはインフルエンサーを気取った人が、無料を求めたりします。
それは地域の人にとって、いて損はないが、それほど重要でもないでしょう。
当然、どこのお店だって高いお金を払ってもらいたいはずです。
だから欧米諸国の旅行者や移住者に好きにされる面もあります。
日本人がもっと稼いで経済を回すことができれば、経済を海外に依存することもありません。

今、僕はバリ島でこの記事を書いています。
正直、東南アジアでも、大きなお金を払ってくれる欧米諸国のお客様は重宝されます。
一方で日本人が貧しくなり、存在感がどんどん薄れているのは疑う余地がありません。
たくさん稼いで、たくさん地域で消費して経済をまわす。
社会的に言えば、それこそノマドやフリーランスの価値なのです。
貧乏に縛られたフリーランスやノマドから脱出しよう
僕自身、自称ノマドやフリーランスの方に値切られたことは何度もあります。
色々理由をつけて、無料にしてくれないかと交渉されたりもしました
一緒にご飯を食べに行けば、一人だけお金を使いたくないという理由で別料金。
他の数人が良い宿に泊まろうとしているのに、ノマドやフリーランスの人だけ安宿へ。
自分の意思で泊まらないのではなく、泊まれない。
なのに、海外にありがちな自立心や独立心を盾にして、自分を納得させている。
100円単位で安さを求め、自由なようでいて不自由な日々。
東南アジアなら5万円で裕福な暮らしができる??
それで満足できるなら5万円しか価値を生めない自白です。
将来も未来もありません。
そんな人になりたいでしょうか??
それで「フリーランスやノマドです」と語る自分を誇れますか?
地域の人にとっても、よっぽど海外の旅行者や、社会人旅行者の方が求める「顧客」でしょう。
本来あるべきフリーランスやノマドが地方に貢献する構図が成り立ちません。
僕はそれが納得いきませんし、非常にもったいないと思うのです。
だからこそ世界平均がそうであるように「実力派フリーランス」を育てたいのです。
「なんちゃってノマド」ではなく地域経済を活性化させる「本物の価値を生むノマド」を育てたい。
クオンカレッジを、あえてフリーランスやノマド育成で立ち上げたのは、そのためです。

もう、そうした「生活スタイル」だけ追い求めたノマドやフリーランスはやめにしましょう。
しっかり稼いで本当の自由を手に入れ、世界にも社会にも求められる。
そんなノマドになりませんか。
そのために、クオンカレッジのプログラムを組みました。
クオンカレッジでは、本物が集まり、そのノウハウを惜しみなく共有します。
実力派フリーランスやノマドになるために、最も最短の選択肢であり投資だと思います。
在学中に多くの人が稼ぎ、収入を得られるようになっています。
ぜひ、みなさんもここで本物のフリーランス、ノマドになり、真の自由を手に入れてください。