中国にあるイオンモール様が、アクセラレータープログラムを開催しました。こちらのサイト制作を、テストプトジェクト卒業生の方と一緒に進めました。中国で、イオンモールのビジョンに共感した人に対して、イオングループのアセットを活用しながら新規事業を生み出せる人を募集し、アイディアを審査、支援するといったプログラムです。中国現地のイオンモールチームと共に、グローバルなメンバーの中でプロジェクトを進めていきました。

ホームページが提供した価値

日本では有名なイオンモールも、中国での知名度はまだまだこれから、ということでした。だからこそ、しっかりとイオンモールの特徴やビジョンを伝えつつ、かつ中国現地の方にも目に留まり、参加したいと思わせるようなサイト設計が必要でした。

弊社では現地チームとコミュニケーションをとりながら、イオンモールのビジョンやアセットを、現地スタートアップにしっかりと伝えられるような設計を考え、違和感なく、さらに目が止まるようなデザインを提供することができました。

課題と実施内容

中国でありながら日本企業の良さを伝えつつ、中国現地に好まれるデザインや見せ方を作ることは、普通にホームページを作るよりも、はるかに難易度が高い仕事となりました。様々な法律やルールはもちろん、どんなデザインが好まれるかなどを、数多くリサーチしました。

さらに現地メンバーにとって違和感がないか、中国のユーザーが見ても、良いものとして受け取ってくれるもらえるか。それ以前に読みやすさ、使いやすさ、情報の伝え方などを、日本国内とは異なる文化を理解しながら満たしていく作業は、地道で私たちにとっても学びの多い仕事となりました。

画面設計、デザイン、コーディングまで一通り担当するだけでなく、現地のメンバーと相談しながら、どんなマーケティングを実施するかに合わせて、コンテンツ内容や表現を調整するなど、もともとチームで考えていた動線設計とイメージを最大限活かしたホームページができたと思います。

制作にかかった期間と大体の予算

1ヶ月で一気に仕上げました。国境を跨いだプロジェクトでは、コミュニケーションコストおよび意思疎通の複雑化という問題があります。よりシンプルにわかりやすいアウトプットを心がけるなど、様々な工夫をほどこしました。

こうした理由から、国境を超えたプロジェクトは、通常よりもコミュニケーションコストやリサーチの難しさから、通常より高額になります。また、必要であれば、翻訳なども承ることがあります。