「やりたいこと」なんて決まってなくても大丈夫。本気になれる事業の見つけかた。
こんにちは。クオンカレッジβテストメンターの上山です。
先日、ある方から「事業をつくりたい」とご相談をいただきました。
その方は「何か事業をつくりたい」という強い想いをもっていました。
ただ「何をすればいいか、分からない」とお話されていたんです。
何かやりたいという気持ちは、これでもかっ!っていうくらいに伝わってきて。
こちらまで「何か始まるんじゃないか」と感じさせられたり。
すごく楽しくて、ワクワクして、気がつけば3時間も話し込んでいました。
ところが、世の中には、よく「事業をしてみたいけど何がしたいか分からない」とお話する方に「そんな気持ちで事業なんて作れるか!」なんて、檄を飛ばす方もいらっしゃるんですよね。
大丈夫です。
何をしたいか分からなくても、否定される理由なんてありません。
「何がしたいか分からない」というのは普通なんです。
分からない中から、見つけ出していくんです。
みんな同じ。
何1つとして不安になることはありません。
挑戦したいと想いを秘める誰もが、必ず通る道と言っても良いのかも。
もちろん、僕自身もそうでしたし、最初から「コレがしたいから起業する!」とは考えていませんでした。
たくさん行動を続けているうちに、もがいてもがいて、ようやく「ここかな」と思えるところにたどり着ける場合が多くて。
ここで言う「行動」や「もがく」ことは、何でもいいから面白そうなことをやってみる、ってことです。
時には「これだ!」なんて考えていたとしても、何かのキッカケを境に、方向転換してしまったり。
何かを見つけてから動くよ、なんて話をしていたら「そのまま歳とるよ!」って思いません?
後から「なんでもいいから動いてみるんだった!」なんて後悔してしまうの、嫌だと思うんだけどなぁ。
成功されている方を見ると、何か行動を起こしたい!という熱意から始まることも多いんです。
何か行動したくて、やりたいことをもがいて探して、ある時「気づく」んです。
ずっーーと、したいことを探していると、いつの間にか本気になっている自分がいたりして。
気づきを得た時、溜まりに溜まっていた「熱意」が一気に「結果」に変わっていきます。
行き場を無くしていた想いが溢れて、形になっていくんです。
起業したての爆発的な行動力って「もがいてツライ」期間に比例するのかなって思います。
だから、今、何をしたいか分からなくても、心配する必要なんて無いはずです。
「そんな心構えでは・・・」なんて言ってくる人がいても、言わせておけばいいじゃないですか。
動いてさえいれば、そのうち「気づく」ときがきます。
経験上、その時まで、もがき続けられるかの方がずっと大切でした。
もし、今「何かしたいけど、何をしていいか分からない」という方がいらっしゃったら、分かるまで、もがき続ければいいんです。
もがいてさえいれば、今、心にたまっているモヤモヤも、必ずどこかで形になりますからね。