【第1回】AIがお出かけプランを作る!「Leap」開発レポート!
クオンカレッジβテスト本格的スタートから5ヶ月が経過しました。
ここで、参加者さんが作り出している事業について、レポートを公開していきます。
参加をご検討されている方は、ぜひ一度、目を通して見てくださいね。
まず、プロダクトのご紹介からさせて頂きます。
Leapは「お出かけプラン作ってくれる」ウェブアプリです。
条件を設定しておくと、条件に合わせてプランを提案してくれます。
- お出かけプランを考えるのが面倒な人
- いつもと違うプランで遊びたい人
主に、この4つのタイプの方が、ターゲットです。
用途としては、たくさん考えられます。
- 接待で誰かを案内する必要があるけど、プラン考えるのが面倒。
- いつもと違うデートプランを体験したい。
- 友達が遊びに来るけど、どこか案内する必要がある。
- 暇なので1人でぶらぶら遊びに行きたい。
β版はエリアを絞り、銀座、恵比寿、表参道付近に設定しています。
最初は、管理やデータ量の面から、エリアを絞って投稿しました。
後々は、全国、そして世界に展開していきます。
場所のデータは、食事、体験、2つのカテゴリに分類されます。
現状、お出かけに必須とも呼べる、上記2つから、組み合わせで提案されます。
なお、データは一般ユーザーも投稿や編集が可能です。
飲食や体験のウィキペディアをイメージして頂ければ分かりやすいかもしれません。
共同で編集することで、情報の正確性が保たれるのでは、という仮説です。
画像は、自分で撮影したものと、インスタの埋め込み、2つを使えます。
ちなみに提案中心ということで、レコメンド機能を作り込みました。
例えば「おしゃれでキラキラ」という条件を選ぶと、それっぽいところを自動で提案します。
また、提案データの反応を収集することで、提案内容は自動で調整されます。
今っぽいレコメンド機能ですね。
現在の状況は?
現在の状況は、クローズドでテストを重ねているところです。
致命的なバグが存在しないか、UIがわかりづらくないか。
何度も仮説検証を重ねて、クオリティを高めています。
もし現段階でも使ってみたい!という方がいましたら、ぜひご参加ください。
クオンカレッジβテストのLINE@ > ホームにてテストURLが投稿されております。
LINE@登録はこちらから
https://line.me/R/ti/p/%40yzk7098u
まだ、コンテンツの精査などありますが、大まかには使えます。
現状ではバグなどある可能性もありますので、見つけたら教えて頂ければ助かります。
ご連絡は、LINE@のメッセージからお送り頂けます。
みなさんも、ぜひ仮説検証の過程を、体験してみてください。
公に公開とするタイミングは、3月中を予定しています。
お出かけプランを教えて欲しい方、いつもと違ったプランを楽しみたい方。
ぜひ、Leapを活用し、お出かけ体験をよりよく変化させてみてください。
きっと、ワクワクするような場所や体験に出会えることでしょう。
どういう流れで、Leapが作られたのか。
最初、参加者様に、いくつか問題を見つけて来て頂きました。
複数の問題意識について掘り下げ、1つに絞ったのが、Leapです。
- お出かけプランを作るのは面倒だけど、上手く提案してもらえるサービスがない。
- あったとしてもメディアで、なかなか魅力的に感じない。
- 選ぶのさえ面倒だから、提案してもらいたい。
最初は、こうした動機からスタートしました。
しかし、同時にプランを作ることが楽しい人がいることも事実です。
そういった人にも楽しんでもらうには、どうすべきかを模索し始めました。
ニーズを掘り下げるため、資料を使いながらヒアリングも同時に重ねていきます。
結果、自分のレパートリーにない新しい体験であれば楽しいことが分かりました。
上記の結果を考えると、コンテンツの質が重要視されることは最低条件です。
しかし、限られたリソースで、質も量も担保できるものではありません。
最初はいずれかに絞る必要があります。
結果、ある程度の質を担保しながら、数重視でコンテンツを集めていきました。
質にこだわりすぎると、今度は実現が遥かに遅くなってしまうからです。
お出かけプランを作るという性質上、提案される数が少なければ、プロダクト自体機能しません。
必然的に、初期のターゲットも「プランを作るのが面倒」な層に絞られます。
また、最初から全国で展開すると、データ量が集められないため、地域を限定します。
選んだのはデートでも接待でも使いやすい、表参道、銀座、恵比寿に絞りました。
以降、コンテンツ集めと開発を、同時進行で行いました。
さらに、Facebookページを開設し、集客を開始。
3月7日時点では、248名を獲得しました。
もし興味があれば、下記から情報を確認してみてくださいね。
https://www.facebook.com/Leapjapan/
以降は、集客、コンテンツ集め、そして開発の継続です。
仮説検証とテスト、フィードバックを重ね、徐々に質をあげていきました。
そして、今の段階にたどり着いたのです。
全体的な枠組みはできたので、あとは、より質をあげていくだけです。
ソーシャルネットワークとリアルのインタビューを使い、ニーズの有無も確認済みです。
あとは、大量のフィードバックと適切な改善を続けていきます。
細かい流れを省くと、上記のような流れとなります。
ただ、こうしてまとめた中にも、たくさんの葛藤がありました。
今までの過程を振り返ると、一言で全て伝えられるものでもありません。
次回、leapプロジェクトで印象に残った事例について、深掘りしていきます。
みなさんが踏み込む挑戦の、参考にしてみてくださいね。
Leap開発レポート第二回はこちらからお読みください。