なぜ、あの人は上手く行くのか。環境が作る「起業力格差」とは?
お金持ちの子供はお金持ちになる、とよく言われます。
人は、環境によって、大きく未来を左右される生き物です。
もちろん、起業体験や知識にも格差はあります。
起業とは?と質問されて、みなさんはどう答えるでしょうか。
想像以上に、人によって異なった回答が返ってきます。
起業は、人によって見方や認識の差が、非常に大きいものです。
個々により、解釈のされ方が、まったく異なるのです。
起業の解釈を間違うと、借金をして大きく損をすることもあります。
一方で、リスクを最小に、成功する方法を理解している人もいます。
起業が何かいまいち分からず、怪しい商品の営業に落ちる人もいます。
革新的な発明をし、社会を良くし続ける人もいます。
では、一体、これらの差は、どこから生まれてくるのでしょうか?
明確に言えることは、環境によって格差があるということです。
しかも、知識量だけではなく、起業に対する認識も、大きく関わってきます。
どのような形を起業と考えるかで、その後の成長スピードも変わります。
起業への認識は生きた環境によって大きな格差がある。
周りに革命を起こそうとする人がいれば、それが起業だと思い込みます。
お金に執着し儲ける方法ばかり話す人がいれば、それが起業だと感じます。
起業に失敗して損をした人が周りにいれば、起業は怖いものだと思うでしょう。
何かを売りつけられたり騙されたりしたら、起業に対して恐怖するかもしれません。
何をイメージするかによって、入ってくる知識や集まる人も異なります。
自分の在り方次第で、行き先が大きく変わって来るのです。
見ていると、いくつかのパターンがあることがわかります。
細かく分ければ数多く分かれますが、広く捉えると大きく3つに分かれます。
どんな起業環境が身近にあると、どのように影響するのでしょうか。
1つ1つ、見ていきましょう。
社会に革命を起こす、正義感や反骨精神からの起業環境があった場合。
より、社会の問題解決を軸とした起業方法が本能的に身につきます。
今の社会で最も求められる起業の在り方です。
故に、シリコンバレーやスタートアップを軸とした、世界最先端の手法と人が集まります。
ノウハウや技術、資金、スキルが自然と集まって来やすくなります。
様々な助言を受けるので、大きな失敗をすることも少なくなるでしょう。
小さな失敗を数多く素早く重ね、成功も時間の問題となります。
お金に執着し儲けることを第一とする起業環境があった場合。
お金をいかに儲けるか、利益ばかりに執着する性質が身につきます。
基本的には、胡散臭い人と、危険なノウハウが集まります。
あまり質が高くない人が数多く集まるので、騙し騙されの大きなリスクがあります。
誰にも守ってもらえないばかりか、大きな失敗と無謀な判断をしがちです。
痛い思いをして学ぶしか無いので、成功にも時間がかかります。
第三者を信じられなくなり、仲間に対する疑心暗鬼との葛藤に陥ることも多々あります。
諦めなければお金は集まるでしょうか、ほとんどの場合、社会的意義はありません。
まったく起業環境が存在しなかった場合。
起業について、なんとなくリスク高そうで怖いという認識になります。
ほとんどの人が、ここに当てはまります。
分からないものは怖いので、大抵、リスクばかりを見ることになるでしょう。
起業と言われると、多くの場合において、胡散臭さを感じます。
大抵、自分には無理だと考えており、挑戦することさえ視野に入れません。
ただ、社会人生活を重ねると、徐々にその重要性に気づきます。
結果的に、自分で事業を作り出す重要性に気づくのは、年齢を重ねてからです。
出会った人や聞いた話によって、先の2つ、いずれかの道に進みます。
いずれにせよ、多いのは「もっと早くやればよかった」の意識です。
このように、身近な環境によって、起業の知識や在り方は大きく異なります。
さて、みなさんは一体、どの道を進みたいですか?
私であれば、1番目の道を選びたいと思います。
しかし、今、日本における起業のほとんどが、2番目、もしくは3番目のスタートです。
1番目の舞台に最初から触れられている人は、多くはありません。
しかも、都心でさえ、触れられるケースは、なかなか少ないものです。
今の起業教育は無駄に不親切。
良い環境はない訳ではないのだから、飛び込めばいい。
そう考える人もいるでしょう。
しかし、良い環境が何なのか判断出来なければ、良いと気づくことも出来ません。
たまたま良い環境が何かを知れるから、人は飛び込むことが出来るのです。
する必要の無い遠回りを、無駄にしてしまうことにもなるでしょう。
起業を学べる環境が側にあれば、もっと成功に踏み込めた人は多かったはずです。
今の起業教育は、非常に不親切な一面を持っています。
社会にとって、大切な活動にも関わらず、教育と呼べるものが身近にありません。
起業は実践で学ぶものではあります。
ですが、知識として知ることで進めることも多々あります。
その証拠に、やり方も、方法論も、世界中で徹底的に研究されています。
シリコンバレーにおける起業は自由というより、圧倒的にルールに縛られています。
知るべきことは、挑戦量と同様、膨大に存在します。
私は実際、前回の連載「真似できる! シリコンバレーで学んだ事業の作り方」でお話した知識を得て実践することにより、大きく結果が変わりました。
しかし、体系的に、分かりやすい言葉で起業を教えてくれる場所は、ほとんどありません。
難しい理論や難解な知識ばかりが溢れ、結局何をどう使えばいいのか、理解できずに終わります。
学べる環境があれば、まだ運が良い方で、大半は学べる場さえ見つけられません。
もっと分かりやすく、手軽に、親切に学べる場所があっても良いのではないでしょうか。
現状、あったとしても100万円以上の、高額な受講料を支払う必要があります。
または、厳密な審査を通って、ようやく受けられるような場所が大半です。
起業というと、やってみることが全てのように語られます。
ですが、一方で私自身、知らずに後悔したことは、膨大にあります。
これを知っておけば、もっと早く進めたのに。
実際に周りに知っている人がいてくれたら、もっと効率的に出来たのに。
トラブルを前にして、そう感じたことは1度や2度ではありません。
起業教育の格差を無くす必要性。
どんな難問も、時間をかければ、答えにたどり着くことはできるでしょう。
しかし、もっと親切に手軽に学べる場所があっても良いのではないでしょうか。
必要なのは、誰もが気軽に、安価に、起業教育を受けられる場所です。
たとえ経済的に厳しくても、身近に全く環境が無くても。
誰もが同じ経験や知識をインプット出来る場所が、ネットを通じて得られる必要があります。
周りに素晴らしい起業家がいなくても、環境が存在しなくても。
充実した環境を持つ人と、同等の知識、経験を、すぐに知ることができる。
そんな未来があれば、起業知識や経験の格差なんて、関係なくなります。
誰もが、より素晴らしい人と知恵の中で、事業を作っていけるようになるでしょう。
活動開始以来、如実に個人の環境格差を感じてしまう日々です。
だからこそ、私たちは、起業における認識や環境の格差も、解決していきます。
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2018 / 3 / 18追記
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