起業合宿!江ノ島編!
民泊をご存知ですか? 誰も住んでいない住居、もしくは使っていない部屋などがあった場合、旅行客や住まいを探している人に貸出せることを言います。そして、民泊の火付け役となったサービスがAirBnbで、世界中から空き部屋を持っている人が、このサービスを通じて部屋を貸し出しています。
AirBnbの使い方は色々で、普通に旅行先で宿代わりとして借りたり、長期間にわたって拠点として借りたり、様々な利用方法があるわけです。日本でも最初は民泊を不可としていましたが、外国人の旅行客が増え、宿が足りなくなってきたことをきっかけに、民泊可能な特区を指定、今は徐々に全国に民泊可能な地域が広がりつつあります。
今回、私たちはAirBnbを合宿場所として活用させて頂きました。場所は江ノ島。3階建の一軒家を4人で借りたのですが、1泊1人5,000円ほどで借りることができました。通常5,000円というと、小さなビジネスホテルの1室でさえ借りられるか怪しいのですが、AirBnbなら3階建の一軒家です。
こちらはリビングルームですが、なかなかオシャレです。江ノ島なので周辺には銭湯や神社、そして徒歩1分で美味しい海産物の店、気分転換の散歩場所にも困らないような好立地です。働き方の柔軟性やリモートワークの活用が叫ばれる現在、その醍醐味の1つが、どんな場所でもオフィスにしてしまえることですね。
今回は3日の滞在で、これから実施しようとしている企画に対して、お互いブレストしながら解決策を提供しあい、実際に企画を作り上げていく、という合宿内容です。また、仕事を持ってきてもOKとし、普段とは異なる環境で仕事をすることも出来ます。仕事に対して、いい感じの場所で仕事をする、というだけでなんだか楽しみになってくるものです。
江ノ島といえばやっぱり海ですが、こんな場所でブレストしたりもしました。環境の変化によって考え方の方向性も変わるもので、普段出ないようなアイディアであったり、斬新な問題解決にたどり着くことが出来ます。
上記の写真は江ノ島を登った先にある飲食店なのですが、どんな環境でもワークスペースにしてしまえる時代の魅力がつまっている1枚とも言えますね。旅をしながら仕事をしたい、一箇所に落ち着くのではなく、世界中を渡り歩きながら仕事をしたい、なんて思う方は、憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私たちはリモートワークという考え方を非常に重視しています。例えば子供が生まれた時、家にいながら仕事をすること。例えば大雪が降って交通網がマヒしてしまった時、家にいながら仕事すること。地方や世界のどこかでビジネスを仕掛けられるチャンスがあった時、現地でいつもの仕事をしながら新規開拓ができること。単純に今の環境にマンネリ化してしまった時、場所を帰ることで集中力を回復させることが出来ること。
働き方の柔軟性、つまりダイバーシティとも呼ばれますが、もっと場所と時間に縛られない働き方を実現することによって、より、効率的に仕事を進められる方法は、今後の日本社会にとって絶対的に必要になる働き方であると確信しています。
現時点では、職場以外をワークスペースとして自在に仕事をするイメージもつかめない方もいらっしゃるのではないでしょうか。だからこそ、いつでもどこでも仕事が出来るイメージに慣れ、自分の力を100%常に発揮するため、場所を変えて仕事をする、という体験は重要なのではないか、と考えているのです。
夜になると、徐々に疲れてきたのか、机で伏せて寝はじめる人も。笑 机で寝るなんて健康に悪いな〜とか思うのですが、実はこういうのも楽しかったりするんですよね。どんな働き方が楽しいかなんてことは個人が決めるもの。朝まで仕事をしていたって楽しいものは楽しいです。
ちなみに今回、世界三大コンサルファームと呼ばれる超大手の起業から1名、優秀な経営コンサルタントも参加してくれました。色々なマーケティング手法や思考の使い方、仕事の仕方にいたるまで、たくさん参考になることを教えて頂きました。普段、めったに会えないような人物や思考に触れたことで、いい刺激になったのではないでしょうか。
今回の合宿は、いつも実施している海外での1周間とはまた違った3日となりました。よりアットホームかつ実践に即した空気感で進められたことが、逆に新鮮でした。合宿というよりもベンチャー起業やスタートアップがサービスのリリース前にみんなで頑張るような、不思議な一体感があって非常にたのしかったです。少人数の会社であれば、時々はこんな感じで場所を変えて仕事をしてみてもいいかもしれませんね。